看護部
看護部の理念・方針
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私たち看護職員は患者さんにとって「安全」「安心」「思いやり」を心がけ、患者さん・ご家族にとって最適なケアが提供できるよう努力しています。
看護部の理念
思いやりをもってともに歩む看護
看護部方針
- 生命の尊厳と人間性を尊重した看護を行います。
- 患者さん、ご家族の視点に立って心のこもった確かな看護を行います。
- 医療を学ぶ人々により良い教育職場を提供します。
看護について
1.配置基準 | 入院基本料 10:1 |
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2.勤務体制(2交代制) | 日勤:8時30分~17時00分 夜勤:16時30分~翌9時30分 |
3.看護方式 | 受け持ち制+機能別 入院から退院まで継続してケア計画から実践までを担当し、患者さんやご家族のご意見・ご希望を尊重しながらきめ細やかなケアを行ないます。 |
4.教育 | 各自の持てる力を発揮し、主体性を育てるために現任教育を行い院内外の研修会等に積極的に参加し学習を行なっています。 |
5.その他 | 歯科・口腔領域の疾患が多いため話す・食べることに対してのケアが重要となりますので、他職種のチームで治療・ケアを行なっていますので看護師も積極的に参加しています。 |
病棟
当院の病棟は7階に位置しており、病床数42床の歯科系、医科系の混合病棟です。入院患者さんの治療には歯科医師・医師・看護師、薬剤師などを中心に多職種があたっています。
主な入院患者さんは口腔領域の炎症、外傷、嚢胞、腫瘍(良性、悪性)、顎変形症、インプラント関連疾患などで、全身疾患や障害のある患者さんの全身麻酔下での歯科治療の入院管理も行っています。
個々の患者さんについては週1回の病棟症例検討会および各診療部門での症例カンファレンスなどを行い、チーム診療にあたっています。病室は、特別室・個室~5床室までありますが個々のプライバシーへの配慮を心がけています。また、デイルーム・食堂などは、面会者や他患者とのコミュニケーションの場として活用しています。厨房も同階にあり、温・冷適切な状態での食事提供も行っています。
口腔内を清潔に保つ事で創部の治癒を促進し、また術後肺炎などの全身的合併症の予防を図るため、歯科医師と歯科衛生士が共同し患者さんの状態に応じた口腔ケアを実施しています。当院の特殊性として、食事を取る事が難しい方や食べられる物が限られている患者さんもいらっしゃいます。食事に関しては主治医、口腔リハビリテーションの担当医、管理栄養士、看護師が十分に話し合い、必要に応じて病室に栄養士が出向き、より良い栄養状態に出来るような工夫をおこなっています。退院後の食事に関しても、個々の患者さんに合わせた栄養指導を実施しています。
個室 | 4室 |
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多床室 | 10室 |
2人室 | 1室 |
ハイケア室 | 2床 |
病棟設備
食堂
褥瘡対策チーム
当院の褥瘡対策チームは、皮膚科医師・歯科医師・看護師・管理栄養士で構成されています。
褥瘡対策チームでは、褥瘡発生の危険性がある患者さんには予防、褥瘡がある患者さんには悪化防止・治癒促進を図ることを目的に活動しています。
褥瘡対策チームで行っているのは次の4項目です。
1 | 褥瘡対策に関する危険因子の評価と、必要がある患者さんへの褥瘡ケア計画と実施 |
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2 | 体圧分散マットレスの適切な使用と整備 |
3 | 褥瘡回診とカンファレンスで適切な治療の実施 |
4 | NST(栄養サポートチーム)との連携 |
褥瘡対策チームは、病棟スタッフと連携して褥瘡発生0を目標に行っています。