ご挨拶

食べることの大切さを88年前から提唱しています

生命歯学部長 菊池憲一郎

  •  私が手にしているのは、本学の創立者中原市五郎著『食養道』です。昭和12(1937)年に発刊されました。近年、口から食べることの重要性が注目されるようになりましたが、本学は昭和の初期から食べる重要性や、歯・口の健康が全身の健康に深くかかわっていることを提唱してきました。この流れは今日の本学が取り組む訪問診療や口腔リハビリテーション多摩クリニックへと繋がっています。このように日本歯科大学は、明治40(1907)年の創立以来、「自主独立」の建学の精神のもと、歯科医学の黎明期のフロントランナーとして、わが国の歯科医学教育、研究、歯科医療を支え続けてきています。

     生命歯学部では、都市型の歯科医療に対応できる人材の育成に重きをおいて、必要な知識・技術・態度を習得し、国家資格である優秀な歯科医師となるよう都心のワンキャンパスの環境で教育していきます。皆さんは、恵まれた環境を最大限に活用して充実した文武両道の学生生活を送り、人間性豊かな医療人や優れた研究者としてのキャリアデザインを描き、世界に羽ばたいて欲しいと願っています。

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